債務者に債務(債務整理)を履行させる気持ちを起こさせるためには、ある程度
心理的に圧力をかけることが必要です。
連日、( 債務整理の際の)債務者の家へ出向いて行って、「支払ってくれ、支払っ
てくれ」というのも1つの庄力のかけ方に違いありませんが、あまり上手な方法と
はいえません。
心理的に圧力をかける手段は、正面から請求するだけではありません。

債務者の性格や態度、道徳心の程度や資産の有無など、諸般の事情を考慮し
て、相手にふさわしい方法をとらなければなりません。
その意味では、頭脳的な戦略を立てることが債権回収( 債務整理)には不可欠と
いえます。

たとえば、相当に資産のある債務者であれば、名誉や信用の側面を攻撃する
だけで債務を履行してもらえる可能性は高いといえます。
しかし、それほどの資産がない債務者の場合には、告訴や訴訟、差押えといった、
より強力な庄力をかけることが必要になってくることもあります。
また、道徳心や責任感の強い人は、催促を受けること自体を苦痛に感じます。
そういう人には、債務の支払請求がなされていることが、家族や他人にわからな
いような配慮することも必要だと思われます。

債務整理で督促STOP

債務整理といえば、「自己破産」「個人再生」「特定調停」「任意整理」の4つがある。 債務整理する人に一番多いのが、消費者金融やサラ金、クレジットでお金を借り、それが雪だるま式に膨れ上がった人を多重債務者と呼ぶ人達だ。多重債務状態になると、金融業者から取立の連絡や督促状が頻繁に送られてくるようになる。こういった事は 債務整理をすれば止める事が出来る。「自己破産」「個人再生」は地方裁判所、「特定調停」は簡易裁判所へ申立をした時点で、「任意整理」は弁護士や司法書士から金融業者へ受認通知が届いた時点で督促はなくなる。まずはそこで一端冷静になる事が出来るのである。
ではどの債務整理をすれば良いのか、となるが、これは自分で判断をつけるのは難しいだろう。その人の持っている債務の内容や状況、収入の有無等で変わってくる。例えば、今は収入がなく、目処が立たない人で、総て綺麗にしたい人なら「自己破産」になるし、一定の収入があり、例えば住宅などの財産を守りたいなら「個人再生」か「特定調停」になる。比較的債務が少なく、債権者との支払額や期間については専門家に和解してもらうなら「任意整理」になるだろう。